二月もあっというまに半分以上過ぎました。もうすぐ年度末ですね。
年度初めに掲げた目標と見比べると、全然届かない!ヤバイです。。。
そんな中、ふと夕方窓に目が向いたとき、日が降注ぐ時間が長くなってきたなとも感じてます。
もうちょっとで冬も終わるのかな。
さて以前から新入社員(技術系)に技術的な基礎知識をコーチして欲しいと上司から私と同僚二人に依頼されていました。
日々の業務はもちろん、この年度末の忙しい時期に皆さんの都合が取れなかったこともあり、日程がなかなか決められず難航していましたが、上司や職場の方々にご協力いただき何とか3日間という時間をいただきました。
コーチの内容はあらかじめ考えていましたが、範囲の広さに驚き、どのレベルまで伝えればいいのかと同僚と試行錯誤したと同時に、これだけ多くの先輩たちにお世話になったとも感じました。
さあコーチ開始初日、新入社員みんな来てくれるかなどうか不安な気持ちでしたけど、定刻通り全員出席してくれました。
(社会人ですから当たり前かもしれませんが)
と安堵している時間はありません、これから「詰め込み教育」を開始しなくてはなりませんでした。
中学時代に教員に憧れていたことがあったので、自分の中ではこんな野蛮なやり方はしたくなかったのですが、心を鬼にし、あくまでも「仕事」として割り切り、詰め込みを決行しました。
当然ですが教わる側(新入社員)も一方的に話をされる訳ですから、やる気のない人・居眠り・携帯いじっていた人もいました。
まぁ予想通りでした。1日目は会社にある技術的規定(マニュアル)を読んでマークするようなスタイルでしたから。。。
2,3日目はそのマニュアルから公式を自ら抽出させて、電卓(関数含み)で計算させて、自力で回答算出させるようなものに 作りこんでおきました。
こうすることで、嫌でも自分で手を動かし、電卓を駆使し、回答を出させようと考えたからです。
また区切りごとに詳細な解説をしながら全員の進捗確認。
同僚と役割分担して受講者の机を周り進捗を確認し、つまづいていたらその場でフォローするといった、まさにコーチと言う名の「詰め込み」を行いました。
仕事ですので、こなさなければ意味がありませんでした。
また新入社員を管理している上司にも「何を教えたのか!」と攻められることも予想されたので、手を抜くことはできませんでした。コーチをした実績を残すためだとも思っています。
(教育関係者がこの日記を見ていたら、ご気分悪くされないと良いのですが。。。)
ただし休み時間・昼休み、用意していた問題が早く終わったときはフリートークの場として、新入社員同士の和を深めて欲しいと思い、その際はあえて席を外していました。
一点だけ効果があったと感じたシーンがあります。
「分からなく悩んでいる同期に、先に理解した同期が教えてあげている」という光景です。
そう!私が教えたかったのは同期入社あるいは「仲間を大事にする」っていうことです。
苦しいときでも、できる範囲で手助けしてあげる、そして感謝し尊重しあうことが大事なんです。
詰め込みでしたが、少しは人のための教育になったかなと思うしなのでした。