技術屋として

信濃 太郎

2011年04月24日 16:02

TDLの開園に続き、TDSの再開。夜のエレクトリルパレードもゴールデンウィークからは実施されるようです。
房総半島にとっては元気な源。たくさんの方のご来場を千葉県民として心から歓迎させていただきます。
これで東京ディズニー関係箇所は復旧したといってもいいでしょう。しかし周りの住宅街が。。。

まだ下水道が復旧していない箇所がまだまだあります。
一般的に下水道といっても、市のものと、建物(住宅やビル)の所有者によるものの二つに分けられます。
端的に言えば、道路の下にある下水管は市のもの、道路から住宅へつなげる下水管は個人もちというところです。
市の下水管は後もう少しで復旧できそうですが、個人もちの部分についてはまだ先が見えません。。。
技術屋としては、少しでも早く不便な生活を解消させたい気持ちが強いですが、そちらに力添えすることができません。
何故かと言うと、まだ房総半島のあちらこちらでインフラが満足に行き渡っていないため、そちらに全力を尽くしたいため(それが仕事ですが)。また理系のオヤジですが、専門外の知識が必要なためお力になれないためです。

世間では、工事現場などで作業されている方々に対して、「おバカだから肉体労働している」と思っている人、きっといると思います。
まぁ半分は仕方ないかなと思いますが、作業に全力を注いでくださっている方々を見下すのは許せない気持ちもあります。
私も若いころは邪な思いはありましたが、技術屋として気持ちが変わりました。
「作業員なくして国は支えられない。技術なくして日本の繁栄はない」
これは私の勝手な持論ですが、地味ですが技術屋として一つ一つのこと(作業)を確実に行い、少しでも被災されている皆さまに普通の生活に戻れるよう努力したいと思うしなのの日記でした。