夢の国の復興を

震災後、ずっと福島第一原発問題や計画停電が悪いと言ったネガティブなメディアが目立ちます。
事実をリアルタイムに表現するのは自由ですが、かえって国民の不安を抱かせてないでしょうか?
東電叩きは事態が落ち着いたらにして欲しいと思います。
こういうときだからこそ政府が冷静になって国民目線の「安心・安全」な情報提供して欲しいと願わずにはいられません。

さて、少しだけニュースになりましたが、東京湾沿いのベイエリアといわれる地域が「液状化現象」で無茶苦茶な状態になっています。
訳のわからないところから水が噴出し、足元が水浸りになり、広範囲で地盤沈下。頑丈そうな建物でも大きなひび割れが発生、余震が来る度にまた損壊するのか分からない。。。
アスファルトの道路でも大きな地割れや陥没、マンホールは逆に地から生えたかのように突出したり、住宅地では家屋、電柱等の倒壊・損壊が目立つ状態です。

とにかく生活に必要最小限な範囲でインフラの復旧工事に関わってきましたが、震災から1週間半位経った時点でも場所によっては2~3ヶ月持つかどうかの仮処置程度しかできないこともありました。
(どの現場に行くにも車の渋滞、燃料不足、加えて深刻な物資不足。。。また作業状態も非常に悪く泥濘のような場所ばかりでした。)
確かに甚大な被害が発生した東北地方に物資が優先的に流れるのは仕方が無いことですが、房総半島も被災した場所なのに。。。
上司とともにどうにもならないのかと頭を抱えていました。
 しかしこの状況を会社の経営層はいち早く察し、予め市町村に働きかけていたおかげで、「当面は仮処置を維持し、本復旧については最大限協力する」という暖かい言葉を頂きました。
市町村も住民の皆さまから色々なことを言われていると思いますがご協力して頂けたのに感謝しています。

ベイエリアといえばTDLがある都市です。TDLは年齢層を問わず夢を与えてくれる場所だといってもいいでしょう。
一日も早くTDLを復興させるためにも、自分ができること前向きに取り組んで行きたいと思うしなのの日記です。  


2011年03月26日 Posted by 信濃 太郎 at 19:14Comments(0)