オヤジ学生(後編)

9月に科目等履修生として認めていただき、具体的な日程が発表されました。
前編の通り12/24~27と決まりました。土・日を利用して授業していただくのはありがたいことでしたが。。。
12/24の「クリスマスイブに家族と一緒にいられない」ことが非常に気がかりとなりました。
以前から県外大学であることや宿泊が必要だと妻と相談していましたが、
「まさかこんな大事な日になるとは。。。」と私は思わずつぶやいていました。
しかし妻からは「イブ当日は近所のお友達とパーティ予定しているし、事前にプレゼント用意してくれればサンタクロースは私がやるから、パパ勉強頑張ってきて!」
本当に妻に感謝です。(その言葉を聴いた日の夜は嬉し涙で目が潤んでいました)。

そんな経緯があり、前日の夜に大学周辺のビジネスホテルに宿泊、授業に備え、
12/24からの4日間、朝1から晩までフルに「職業指導」の講義やプレゼンテーションの数々を受講しました。
また毎日終わらない課題は個人でUSB等データを持ち帰り、宿泊先で必死にレポート作成し、朝教授に提出し頑張ったつもりです。
(仕事上で出張というと、少し観光的な要素(温泉に入る、旨いもの食べに行く等)がありますが、今回は1度だけ教授とのプチ会合のみでした。)
最終日にレポート提出後担当教授から、「単位認定」のコメントを頂き、本当に安堵したのと同時に下記のことを感じました。
・受講の動機は会社人ですが教員免許取得したいという不純なものでありましたが、多面的・多元的かつ時代に適用した
「職業指導」を学べたことに、とても感謝しています。
・インターネットやメディアコンテンツなどたくさん新鮮な教材を取り入れ、現在の若年層の方々に学びやすくなるよう
創意・工夫がされ時代にあった講義、教材であったと感じました。
・私の学生時代(15年以上前)の大学講義とは、教科・科目を先生が一方的に浴びされたイメージが強かったのですが、今回の受講では教材を用いて自ら編集、プレゼンテーションの講義形式は、学生自ら能動的に講義運営、進行方法、解説方法等の育成するため、またこれは私自身社会人としてのスキルアップにもつながったと感じました。
・昨今の就職大氷河期を鑑み「就職活動・面接」という教材を使用して、学生の方々に現状を把握させるよい機会でもあったと思いました。
・技術の職業は目立つことは少ないですが、毎日コツコツ、地道に努力を重ねることでようやく実を結ぶものだと思います。若年層にも押し付けてさせるのではなく、自ら目標を設定、達成させ「達成感」を実現させることで大切さを理解していただけるように努めて行きたいと思います。
・社会はほとんど「数値化」で表現・評価されます。成果・結果には必ず過程(プロセス)が存在しますが、そこで手を抜くことは良くありません。当たり前のことを、ばかばかしく思わず、ちゃんとやることを丁寧に伝えて行きたいと思います。
・会社人となっても「自己啓発」は重要であると認識しております。私の場合はガテン系の国家資格取得に向け、空いた時間や休暇等を利用して勉強しています。
「生涯学習」と世の中に広まっている通り、「人生は学び続けるもの」とも感じました。
・学生の皆様へ(余談):受講して理解されたかと思いますが、社会に出ることは非常に厳しいです。また就職できたからといってその後は「幸せ」ではありません。むしろ入社した後がとても大変です。皆様のように優秀かつ真面目(真剣に受講されてる姿から)な方々なので、自己目標に向かって毎日コツコツと努力を重ねることで、明るい未来が開けます。就職活動ためのものではなく、大学のサークル活動等も大事に、心豊かに充実した学生生活を過ごしていただけると幸いです。

最初は「教員免許だけもらえればいい」と思っていた私が浅はかだったなと感じましたが、今は考え方を改めました。
今回の学んだことを生かし、業務上等で「技術を伝える糧としたい!」
また今回勉強させて頂いた大学、教授および「家族」に感謝したい!
と強く思ったしなのでした。

※最後まで一読くださった皆さま、誠にありがとうございました。
今回の日記は超真面目系でしたが、来年は気軽な日記も交えながらナガブロとお付き合いさせて頂きたいと思います。
来年もよろしくお願いいたします。



2010年12月29日 Posted by信濃 太郎 at 20:43 │Comments(0)

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