アドバイス

房総半島ではスギ花粉が舞い始めました。
花粉症の人はこれから大変な時期に入りますが、早めの対応で症状が軽くなりそうです。
春が来てくれるのに、困ったものですね。
おっと。まだインフルエンザも流行っています。体調管理に気をつけなきゃ。。。

先日教員免許申請について必要書類をそろえていたときです。
履歴書の学歴の部分に「小学生入学から記載してください」という文言がございました。
自分の歴史を遡り中学校までの卒業年月日まで分かりましたが、小学生2年のとき親の仕事の都合で転校していました。
その転校転入月日と卒業月日分かりませんでした。
免許を発行する担当箇所に聞いたところ、「卒業年月日は3/31で、転校・転入は引越しした月の終わり・始めで大丈夫です」
ふ~。そこは厳しくなくて良かった、助かったと思いましたが、いつ引っ越したっけ?と謎が出てきてしまいました。

私には姉がいます。今は結婚し氏が代わり、キャリアウーマンしながら私とは別ですがきちんとした家庭を築いています。
久々に姉の声でも聞こうかなと思い上記のことを尋ねました。

姉:私が小学校3年のときでしょ?たしか6,7月くらいだったかな?
私(太郎):俺もそう思う。変な電話して悪かったね。
姉:いえいえ。ところで太郎、正月に会ったとき仕事もそうだけど、資格も頑張るって言っていたけど奥さんと息子は大丈夫なの?
私:それは問題ないよ。妻とは交際していたころから、資格勉強について容認してくれているし、息子とは週末できるだけ一緒に遊んでいるよ。
姉:分かった。ところで太郎は本読んでる?
私:ビジネス、ハウツウ本、気が向いたら新聞とか読んでいるけど。
姉:それじゃだめ!流行っている文庫本で構わない。読書を通して言葉の使いまわしを覚えたり、物語に入り込み文字からの感動を受けるようにやってみなさい。
私:うん。言葉って日頃から難しいと思っていたから、すぐ挑戦してみるよ。

ということで、急遽文庫本を読むことにしました。
書店に行くと、いつもは理工系しか足を運ばないですが真っ直ぐ文庫コーナーに行き、どの本にしようかな?と10分くらい
迷ってました。
ふと映画化されている文庫本なら悪い内容ではないかと思い、今上映されている「太平洋の奇跡」を購入し読み始めてみました。

本というものは不思議なものです。
最初のころはちょっとしんどいと思っていましたが、読み進めていくと「次ぎどうなるんだろう」と知りたくなったんです。(胸をときめかすみたいな感覚でした)
少し期間が長くなるかと考えていましたが平日の2日間で読み終えました。

読み終え感じたことは、文字だけですが物語りに溶け込むことができたこと(+想像力がつく)、少々オーバーですが生まれてからこんな気持ちになったことあったかなと強く感じました。

姉が言いたかったことは、理系カチンコチンオヤジに文学にも触れるということが大事であることや、
仕事やプライベートでも気遣う言葉が超重要であるということだったのだなと思います。
(またプチな現実逃避もできるということも発見しました)

「姉ちゃん。貴重なアドバイスありがとう」

時間を見つけて読書も趣味に入れてみたいと思ったしなのでした。  


2011年02月26日 Posted by 信濃 太郎 at 11:33Comments(0)